モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)。
ユネスコの世界遺産にも登録され、知っている方も多いでしょう。
サン・マロ湾に浮かぶ岩山に966年に修道院が建てられ、以後増改築を繰り返して、13世紀頃にはほぼ今と同じ形になったそうです。
それ以後、要塞といて使われたり、監獄として使われたり、19世紀頃まで増築改築されていったので、主要部はゴシック様式だけど、さまざまな中世の建築方式が混ざり合って構成されている。
建築やデザインなどに興味のある人には面白いのかも知れないですね。
1877年に対岸との間に地続きの道路が作られ、潮の干満に関係なく島へと渡れるようになったんですが、同時に潮流を止めることになり、島周辺に土砂の堆積が進んでいます。
また生態系への影響を考え、地続きの道路が取り壊され、2012年には代替となる新たな橋がかけられることが計画されているそうです。
また新しい姿になりそうですね。